ゴージャスな輝きで古来から人を惹きつけてきたものといえば、ゴールドではないでしょうか。
この貴金属は美しい輝きがあることから、世界各地で昔から貨幣として使用されてきました。
日本でも江戸時代には貨幣として使用されていたことがあります。
その後の明治に入ってからや昭和初期には金は紙幣と交換することができたこともありました。
しかしそれだけだけではなく、今でもゴールドには希少価値があるため投資や資産としても多くの人に注目されています。
参考記事:株式会社ゴールドリンクの評判・口コミ
インゴットを所有する
ゴールドの投資にも色々なものがありますが、その1つとしてインゴットを所有するという方法も挙げられます。
延べ棒と言われたときに思い浮かべるような形状をしたこのゴールドの塊は、実物を見たことがないという人は少なくないのではないでしょうか。
とはいえ、映画やテレビ番組などで見かけたことがあるという人は多いはずです。
どことなく現実離れしたように思われるかもしれませんが、そのようなゴールドの塊は購入することができます。
そして保管しておき、必要な時に売却したりそのまま手元に持ち続けたりするということが考えられます。
インゴットは、ゴールドを鋳型に流し込んで固めたものです。
四角い形をしたゴールドが積み上げられたイメージを見たことがある人は多いでしょう。
まさにあの形をした塊ですが、なぜあのような形にしているのかというのは持ち運びを考えたためというのがその理由です。
鋳型に流し込んで四角い形にしていれば移動もさせやすい
考えてみて貰いたいですが、それぞれが違った形をしている数多くのゴールドを持ち運びするのは大変です。
その点、鋳型に流し込んで四角い形にしていれば移動もさせやすいでしょう。
しかしどれも同じだというわけではなく、なかには特徴的なデザインが施されているものもあり、コレクションをする際に楽しめるような延べ棒もあります。
ちなみにインゴットにはそれぞれ違った刻印がされています。
管理に使用されるナンバーや重量、業者のブランド商標が刻印されているほか素材や品位なども読み取ることが可能です。
古い時代のものでは、これらの刻印が読めなくなっている場合もあるでしょう。
汚れがあったり読みにくかったとしても、偽物であるという証拠にはなりません。
金貨を購入する
現物のゴールドを所有する方法には、インゴットを購入するだけでなく金貨を購入するという方法も挙げられます。
これはオーストラリアやカナダ、オーストリアの政府が発行している投資用のもので、延べ棒に比べると比較的手に入れやすい価格で取引されているのが特徴です。
一番大きなサイズのものでもおおよそ10数万円ほどなので、多くの人にとって手が届きやすいといえるのではないでしょうか。
サイズも小さいため持ち運びもしやすいというメリットもあります。
とはいえ、ゴールドの時価に加えてプレミアムが上乗せされるので、ゴールドの延べ棒と比べると割高になるのが注意したいところです。
さらにうっかり傷をつけてしまうと売却する際の値段も下がってしまいます。
インゴットは購入すればいくらぐらいの値段なのか?
そのようなインゴットは購入したら一体どのくらいの値段になるのか、と疑問に思う人もいるかもしれません。
延べ棒の購入費用は、サイズによって違ってくるため一口に言い表すことはできないのですが、小さなサイズのものであれば数10万円から購入出来ることもあります。
もちろん大きなサイズのものになると、数100万円もの費用がかかります。
基本的には100グラムで49万円ほどの値段です。
さらに購入する際には、サイズによって手数料がかかることになります。
一般的に500グラムを超えるサイズのものになると手数料はかかりませんが、それ以下のサイズの場合には重さによって手数料がかかります。
これらのことからゴールドのバーは小さくてもかなりの額となるため、ある程度まとまった費用を使うことが出来る場合に向いているといえるのではないでしょうか。
インゴットを購入するメリット
1本あたりの値段は金貨に比べると高額になりますが、ゴールドの現物を所有してその輝きを身近に感じたり、重みを実感したりしたいというときにはインゴットを購入するのがおすすめです。
とはいえどこで手に入るのかは、あまり知られていないかも知れませんが、金属メーカーの直営店や商社、または銀行や百貨店・宝飾店などでも購入することができます。
これらの中では、百貨店や宝飾店といったところは比較的身近に感じられるところではないでしょうか。
しかしどこのお店でも取り扱いがあるというわけではないので、利用する際には問い合わせてからにするのがおすすめです。
購入するとはいっても、自宅のタンスの中にしまっておくというわけにもいかないと考える人は多いです。
やはり安全に保管することが出来る場所を確保しなくては難しいと思われます。
まとめ
保管場所を借りる場合には、その費用が必要となるので手間がかかる点には注意が必要です。
しかし実物資産であり、希少価値が高いため世界でも常に価値のあるゴールドは魅力的な金属です。
機会があれば延べ棒も手に入れてみてはいかがでしょうか。
最終更新日 2024年3月25日