目次
ビットコイン以外の仮想通貨も手広く取引
仮想通貨といえばビットコインですが現在1500を超える種類が発行されており、ビットコイン以外の仮想通貨も手広く取引することでリスクを分散できます。
ネムコインは開発チームに日本人が加わっていると噂されたこともあり、日本人に人気があります。
実際にはチームに日本人はいませんでしたが、ビットコインとは異なるルールの採用で支持者が増えています。
ビットコインはマイニングに貢献した人に与えられるPoWというルールを採用しています。
ビットコインが誕生したばかりの頃は、マイニングに成功しやすかったのでお礼をもらえる人も多かったです。
しかし現在のように普及した状態ではマイニング競争は激しくなり、迅速に計算するためのパソコンや四六時中稼働させるための電気代などお金がかかります。
それだけの費用をつぎ込めるお金持ちしかマイニングに参加しなくなったことで、ビットコインをお礼としてもらえるのは元々お金に余裕がある人や組織だけになりました。
ネムはPoIというルールを導入
ネムはPoIというルールを導入し、取引が偏らないようになっています。
よって資産が多い人も少ない人も平等に取引されるため、初めて仮想通貨を扱う日本人にも広く受け入れられました。
ビットコインのような電力を大量消費して1日中稼働させるマイニングが代わりに、ネムにはハーベストがあります。
まずネムの取引が公正なものだと認めてもらうために手数料を払います。
そしてその取引が公正だと認めた人が手数料をもらうことができます。
これがハーベストで10000XEMを保持したアカウントなら誰でも権利があります。
誰が取引を認めるかはネムの保有量や取引の頻度などで確率が変わりますが、ランダムで選ばれるので資産を増やす夢が広がります。
ネムの取引で注意しなければならないのは、送金の際に正しくメッセージを入力することです。
取引所でメッセージ内容は指定されており、入力に失敗すると着金しないで紛失することがあります。
取引所の中にはメッセージの誤りを指摘してくれるところもありますが、基本的に間違ってしまってもサポートがないのでメッセージはコピペします。
モナコインは日本で初めてリリースされた国産仮想通貨
モナコインは日本で初めてリリースされた国産仮想通貨で、ネット掲示板でよく見かける猫アスキーアートが描かれています。
他にはないおもちゃのような可愛い見た目をしていますが、決してふざけているわけではなく高い技術力が使われています。
取引を完了させるにはマイニングによって行われたデータがブロックに格納される必要がありますが、1つのブロックが作られるのにビットコインが10分なのに対しモナコインは90秒で済みます。
世界で初めて送金を速くするアップデートを行っただけあって非常に取引スピードが速いです。
ビットコインでは取引量が増えてブロック内に格納できるデータが上限に達し、送金に遅れが出たり手数料が本来より高くなってしまったりするスケーラビリティ問題を抱えていました。
モナコインはアップデートによってブロックに格納するデータ量を増やすことができたため、スケーラビリティ問題の心配ありません。
取引データの署名がハッカーによって改ざんされる恐れを指すトランザクション展性もビットコインの問題でしたが、モナコインはこの脆弱性も乗り越えています。
取引所を利用しなくても安全に取引できるアトミックスワップ
さらにアトミックスワップといって取引所を利用しなくても安全に取引できるのも気軽に利用できるポイントです。
従来の取引では第三者が仲介しなければ持ち逃げされる可能性があるため、見知らぬ人とのやり取りをしたいと考える人はまずいません。
そこで中立な第三者として取引所が登場しますが、取引所を利用すると時間がかかり取引のたびに手数料がかかります。
アトミックスワップの場合、暗号化した秘密の情報を使ってお互いが正当性を確認した後にコインを手にするため騙されることはありません。
モナコインには遊び心が満載で、投げ銭という面白い機能も付いています。
専用の掲示板サイトで役立つ情報を書き込んだ人にお礼としてモナコインをプレゼントします。
面白いと感じた投稿に投げ銭するなど、誰にプレゼントするかは自分の価値観で決められます。
SNSのいいねに当たる行為で経済効果が発生する画期的なシステムです。
モナコインはビットコインと同じPoWを採用していますが、お金持ちにコインが偏る結果となるのを好ましく感じていません。
そこでソロマイニングよりプールマイニングの方が成功しやすいように設定しています。
複数の人が少しずつ計算していく方法で、1度の成功でもらえるコインは少なくなりますが専用のパソコンを持っていなくてもコツコツ貯められます。
分配方法もシンプルなので、普段仕事やゲームで使っているパソコンで仮想通貨を手に入れたいと考えている人に向いています。
海外での知名度は低いものの、モナコインちゃんという独自のキャラクターを作成したり同人誌を販売したりと、オタク文化の1つとしても国内では人気があります。
出典
最終更新日 2025年5月12日