価値が高まりそうな場所選びが重要
将来のことを考えて、不動産投資を始めてみようと考えている方も多くいるかもしれません。
そのような場合には、自分の投資のことだけではなく不動産事業について考えていくことも必要です。
業界全体のことを考えていくことで、自分にとって意義のあるものになるのか検討しやすくなります。
そもそも不動産事業において大切な点の1つが、この先の展開を読んで行動するということです。
今価値が高い地域というのは、投資などをしたくても買うための予算が必要です。
さらに地価が高いところというのは、買うのが高く今後も大きく成長する可能性は低いのです。
もちろん上手くいけば利益は期待できますが、大きなリターンは期待しにくい可能性もあるので注意が必要です。
不動産事業で大きなリターンを期待したいのであれば、これから価値が高まりそうなところを選ぶのも1つの手だと岡野保次郎氏は解説しています。
例えば東京オリンピックという行事があることで、選手村などで開発された場所の価値は高まります。
このように価値が高まる可能性があるところを、その前に買うことで少ない費用で自分のものにして大きなリターンを期待することにつながります。
最新の情報を得る方法
実際に不動産投資を始めようと考えているのであれば、どのようなところを買うかという選択によってリスクやリターンが変わってくる可能性が高いのです。
なんとなく将来に備えて投資をしようと考えるのではなく、下調べをして適した選択を選べるような情報を入手することが最初の一歩です。
ここで問題になるのが、不動産投資を始めるための知識や情報収集をどのような方法で行えばいいのかという点です。
人によっては、本を購入して書いてあることを学べばいいと思っている方も多くいます。
確かに本にはさまざまな情報が書かれているので、不動産事業について幅広く学んでいくことが可能です。
ですが1つ注意しなければならないのが、本だと最新の情報が得られないという点です。
そもそも不動産業界というのは、情勢によって大きく変わってくることもあります。
そのため執筆されてから時間が経っている本だと、状況が変わってきている可能性があるのです。
そこで最新の情報を参考にして投資をしたいなら、セミナーに参加してみるのも1つの手です。
セミナーに参加するメリットの1つが、最新の情報をもとに講義が行われている可能性が高いという点です。
最新の情報を参考にすることで、今ねらい目となる地域や物件の情報などを入手できます。
また初めての不動産投資という場合だと、どのように考えていけばいいのかわからないという方も多くいます。
そこでセミナーに参加することで、個別面談の機会が得られる可能性もあります。
講師などの専門家と個別面談の機会が設けられていることで、最新の情報を入手したうえで自分に合った形の投資について考えていきやすくなるのです。
利益を得るための大切なポイント
不動産投資で大切なポイントの1つが、メリットばかりではなくデメリットも考えていくという点です。
家賃収入が得られる=メリットと考える方もいますが、すべてが自分の収入になるとは限りません。
投資用の物件を買うためにローンを組んでいたら、家賃収入は返済に充てることになります。
返済が完了するまでは、自分の収入につながるとは判断しにくくなるのです。
さらに注意が必要なポイントの1つに、空き部屋問題があげられます。
人気のエリアの物件を購入したとしても、条件によっては思うように入居者が決まらない可能性もあります。
空き室が多いと収入もなくなってしまうので、どのように対応していけばいいのかしっかりと考えておくことが必要です。
実際に不動産投資を行う場合、管理業者を利用するケースがほとんどです。
そこでポイントになってくるのが、どのように管理業者を選べばいいのかという点です。
実は管理業者の選び方だけでも、複数のポイントがあげられます。
例えば評判を調べることで、実際に利用している方から評価が高いところを選ぶことにつながります。
さらにサービスの内容から、どのような点まで管理してくれるのか確認しましょう。
ほかにも管理業者選びのチェックで欠かせないのが、実績に関するポイントです。
実績の確認を行うときには、自分が所有したい物件の条件に合わせてチェックすることが大切です。
アパートの管理に強い業者と、大型マンションの管理に強みを持っているところは異なります。
だからこそ自分がどのような物件を所有するのかという点に応じて、業者の評判などを調べていくことも欠かせません。
不動産投資を考えるうえでは、不動産事業の全体を考慮していくことも必要不可欠です。
全体を把握したうえで細かい点までチェックしていくことで、自分に合った形で投資をスタートさせることにもつながります。
また投資を始めたら放置するのではなく、定期的に状況を見直すことも忘れないようにしましょう。
定期的に見直しを行っていくことで、長くより良い形で続けることにもつながっていきます。
最終更新日 2025年5月12日